中国の寧夏薬物検験所と日本の東邦大学薬学部が共同で推進する「甘草(カンゾウ)フラボノイドによる2型糖尿病治療研究」プロジェクトが30日、スタートした。同プロジェクトは、寧夏と日本にとって2度目の「タイアップ」となる糖尿病治療に有効な薬物に関する共同開発研究。
同プロジェクトは、中国国家科学技術省の審査許可を受けた「国家国際科学技術協力重点プロジェクト計画」で、認可されたプロジェクト経費総額は70万元。寧夏産カンゾウからフラボノイドを抽出、そのフラボノイドから分離、鑑定、選別調節された糖代謝活性単体もしくは部位について、漢方薬新薬審査許可弁法に定められた技術条件にもとづき、調剤学、品質基準、薬理学、毒理学など各分野での研究を進め、最終的に新しい2型糖尿病治療薬を開発することが主要目標となっている。
寧夏は2004年から2006年まで、日本の東邦大学薬学部と共同で、「寧夏産甘草の化学成分、品質分析、総合利用に関する研究」と題する国家級科学技術協力プロジェクトを完成させた。これは、寧夏2006年度科学技術進歩2等賞の栄冠に輝いた。(日中経済通信)