2002年に国家特許を取得した廃機械油のディーゼル・オイル化技術は、中国環保燃油集団(中環油)で商用化が図られ産業へと発展しそうだ。同技術は、中国・湖南省岳陽市の李文瑞高級技師が約10年をかけた独自の研究開発の科学的成果であり、現在既に同省岳陽湘瑞再生能源開発で生産をスタートし、1日あたりの加工能力は15トンとなっている。
中環油の陳開源総裁は、「当社は廃機械油回収利用率30%以上、加工製品化率80%前後を達成し、約20%の残留物を精製し燃料化することが可能であると同時に、処理・精製過程で無廃水、無廃棄物及び基準を上回る排気ガス無排出を実現できる。多くの消費者が試験生産されたディーゼル・オイルを使用したところ、評価はいずれも良好であった。残溜オイルを燃焼室で燃焼させる技術には自主設計の特製燃焼装置を利用することで、十分な燃焼の確保が可能であるほか、発生した有害ガス、塵埃、騒音は全て関連の国家環境保護指標要求値を大幅に下回っており、基本的に無汚染水準に達している」と説明した。(日中経済通信)